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うつといっしょのニュース(2011-11-08)

2011-11-08 (Tue) 16:03[ 編集 ]
女子大生らのいじめ体験が出版へ

■「人として大切なことは何か」を学ぶきっかけに

 「朝教室に入ると、黒板に私の名前と『死ね』と書いてありました」-。子供の頃に受けたいじめ体験。それをありのままに語った女子大生らの声を集めた書籍が先月、出版された。二十歳(はたち)を過ぎてなお深く心に残る傷痕。著者で京都ノートルダム女子大学・大学院の吉野啓子教授は「学生の声を通して、人として大切なことは何かを学ぶきっかけになれば」と話す。

 ◆内容にがくぜん

 この本は『いじめからあなたの笑顔を取り戻したい』(浪速社、1400円)。女子大生ら約150人のいじめの体験談が、幼稚園から小中高校、大学、社会人に至るまでの世代ごとにまとめられている。

 きっかけになったのは、吉野教授の「フェミニズム文化論」の講義。社会的に立場の弱い女性の問題を考えることが目的だが、学生たちに身近ないじめの問題からアプローチしようと8年前、学生たちにいじめ体験を無記名で書いてもらった。

 吉野教授は、想像をはるかに超える内容にがくぜんとした。

 アトピー性皮膚炎で顔が乾燥し、赤みがかっていたため「恐竜みたい」と言われた学生。小学3年から5年までいじめられたという学生は、「顔に墨を塗らせてくれたら無視しない」と友人に言われ、受け入れた。しかし、翌日も変わらず、「このとき人は信じてはいけないと思いました」と書いた。中学時代にいじめられた学生は、食事が喉を通らなくなり、過食症にもなり、「生きてきた中で一番つらい時期でした」と振り返った。中には、いじめる側だった自分の姿を正直につづり、「友達の苦しみを理解できなかった自分が嫌になる」と吐露する学生もいた。

 ◆人生の指針に

 吉野教授は、こうした事例をもとに授業の中で討論するつもりだった。だが、あまりに生々しく深刻な内容に衝撃を受け、当事者である学生の卒業を待つことにした。

 いじめをつづった文章には「つらい体験をしたからこそ、生きることや思いやりに気付くようになった」と、力強く前向きな言葉がいくつも記されていた。吉野教授は何度も読み返すうち、「これから社会に出て、つらい出来事に遭遇したときの人生の指針になるかもしれない」という思いがわき上がった。「学生にとどまらず、多くの人の力になれば」と出版を決めた。

 吉野教授は今年度後期、この本をサブテキストに使った授業を行っている。「いじめという行為は浅はかで、非人間的。そういう認識をしっかり持って、物事をしっかり見極める賢い女性になってほしい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000098-san-soci

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